フリーランスになったのは、2年前、会社員生活に疑問を感じ始めたことがきっかけでした。毎日同じルーティンで時間に縛られる生活を変えたくて、思い切って独立。フリーランスという働き方は、自由と同時に試練も多いですが、やりがいと自分らしい生活を手に入れた私の体験を振り返ります。
会社員時代は、安定した収入がある一方、決められた時間や業務に縛られることにストレスを感じていました。趣味で続けていたライティングの副業が軌道に乗り始め、クライアントからの評価も得られたことで、フリーランスへの一歩を踏み出す勇気が湧きました。最初に受けた仕事は、ウェブサイトの記事作成。納期を守りつつ、自分のペースで書ける喜びは、会社員時代には味わえないものでした。カフェでパソコンを開き、好きな音楽を聴きながら仕事をする時間が、まるで夢のようでした。
フリーランスの魅力は、仕事も時間も自分で選べることです。興味のあるプロジェクトだけを引き受け、得意な分野で力を発揮できるのは大きなやりがいです。たとえば、旅行関連の記事を書く仕事では、自分の旅の経験を活かせて、クライアントからも好評でした。仕事の合間にヨガに行ったり、平日の昼間に散歩したりできる自由さも、フリーランスならでは。生活のリズムを自分で作れるのは、ストレスを減らし、創造力を高めてくれます。
ただ、フリーランスには不安定な一面もあります。最初の数カ月は仕事が途切れる恐怖と戦い、収入の波にドキドキしました。案件が重なると徹夜になることもあり、自己管理の大切さを痛感。SNSで他のフリーランスとつながり、仕事の取り方や時間管理のコツを学びました。定期的にネットワーキングイベントに参加し、クライアントとの信頼関係を築くことで、徐々に安定した仕事量を確保できるようになりました。
フリーランスになって、人生に対する考え方も変わりました。自分のスキルや価値を自分で決め、努力が直接結果につながるのは大きなやりがいです。友人とランチしながら仕事の話をすると、会社員時代にはなかった自由さに羨ましがられることも。収入はまだ安定しきっていませんが、好きな仕事を自分のペースでできる喜びは、何にも代えがたいものです。
これからも、フリーランスとして新しい挑戦を続けたいです。最近は、動画編集のスキルを学んで仕事の幅を広げようと勉強中。フリーランスは自分を成長させる旅のようなもの。次は、海外のクライアントとも仕事してみたいと夢を膨らませています。自由と責任のバランスをとりながら、自分らしい働き方を追求していきたいと思います。