亡き祖父のカセットテープを整理して、家族の知らなかった一面に触れました

亡き祖父のカセットテープを整理して、家族の知らなかった一面に触れました

押し入れの奥から、古いラジカセと段ボール箱が出てきたときのことは、今でもよく覚えています。祖父が亡くなってから半年ほど経っていましたが、実家にはまだ手をつけていない荷物が数多く残っていました。親族が集まるたびに「そろそろ片付けないといけないね」と話していたものの、具体的な作業にはなかなか取りかかれなかったのです。

箱の中に入っていたのは、音楽番組を録音したカセットテープや、親戚の集まりで撮った音声らしきテープでした。ラベルには「夏祭り」「正月」「昭和○年」などと書かれていましたが、録音した本人にしか分からないような短い言葉ばかりです。何本か再生してみると、昔の歌に混じって、祖父の笑い声や家族の会話が聞こえてきました。

普段は無口だった祖父が、録音の中では冗談を言っていたことに驚きました。私が子どもの頃に撮ったらしいテープには、今よりずっと高い声で話す自分の声も入っていました。片付けの手を止めて、家族みんなで聞き入ってしまい、気がつけば夕方になっていたこともあります。

ただ、思い出に浸ってばかりでは整理が進みません。テープの中身を確認しながら残すものを選び、劣化しているものや内容が分からないものは別に分けました。古い機器や大量の荷物もあり、保管場所を確保するだけでも一苦労でした。

そこで、家族だけで対応する部分と、外部に相談したい作業を分けて考えることにしました。観音寺市で遺品整理の事ならリアライフ香川へという情報を知り、荷物の量や作業内容について相談する場合の確認事項を整理しました。大切な音声や書類などを先に取り分けておけば、作業を進める際にも迷いが少なくなると考えたからです。

最終的に、カセットテープの一部はデジタル化することにし、残りは家族で相談して整理しました。祖父の声を残せたことはもちろんですが、録音を通じて知らなかった祖父の姿を知れたことも印象に残っています。遺品整理では、物の価値だけでなく、そこに残された記録が誰にとって大切なのかを考えることが重要なのだと思いました。

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